縄 文 の 宴 Joumon

 木の枝を組み合わせて、その中心にへちまを配しました。3角形の安定感とへちまの淡い光が独特の世界を作ります。
 へちまを通した光は柔らかさがあって、目にも心にも安らぎを感じていただけると思います。
 遠くからだけでなく近づいてよく見ると、へちまの繊維が輝いて、とても美しいのをみつけるはずです。このページの下の大きい方の写真がそのイメージです。

 このような作品をデザインするときに最も注意するのは熱の処理で、工夫とテストを繰り返して解決しました。

 本体はビスを外して3つ(枝×2+座)に分割できます。それぞれアケビの蔓で飾りを兼ねて軽く結んでいます。

 サイズは人の背丈程度から小さいものまで可能です。
縄文の宴 (ジョウモン ノ ウタゲ)

  サイズ 幅 x奥行 x高さ 
         
金額 ¥     

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 20年前、木に興味をもって間もないころ、梅原猛氏の本が引き金となって縄文の世界に引き込まれた。
 この作品は縄文の人々が焚き火を囲んでお酒を酌み交わし、歌い踊っている場面をイメージしています。戦のない平和な村の夜の一シーンです。

 こういう物語を創ったり、イメージを膨らましていくのはとても楽しい作業です。おとなよりむしろこどものほうが普通は進んでいるはずです。

 ところでいまの子は空想するときがあるのか気になります。ボーとしている時間です。頭がカラッポになる時間ですね。昔の方がたっぷりあったような気がします。私の場合タップリあったようです。子供には空想する機会と時間と多くしましょう。うんと詰め込んでぼんやりする時間もタップリ与える---「創造性」はこんな生活から養われるような気がしてなりません。

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 この作品にもライトコントロールや、部屋の明るさを調節してみるとか試してみたらいかがでしょうか。へちまと三角形の木の枝がとても映えます。

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